田島久士さんを偲ぶ

突然の訃報に、早すぎると思わずにはいられません。
語研では研究会や大会で大変お世話になりました。JACTFLは田島先生にご紹介いただきました。
議論をかわした後にはお酒を酌み交わし、いつも熱く英語教育について語っておられた姿が思い出されます。
情報収集力や幅広い人脈は、田島先生だからこそ、ともうお声を聞けないのが残念でなりません。
心から御冥福をお祈り申し上げます。

田島先生の突然の訃報に驚きました。私が宮城で高校教員をしていた時、生徒指導が大変な学校で東京に行けない時期が続いたのですが、語研大会には顔を出してねと声をかけて下さったこと、また教員を休職して東京の大学院で学んでいた時に、語研の研究会の帰りにほぼ毎週のように水道橋の飲み屋でお話ししたこと（話題は多くが教育に関することで、大体最後は悲観的な雰囲気になっていました・・・）が特に印象に残っています。私が秋田に来てからも、語研に顔を出した時は必ずそこにいて、教育政策に関する最新の情報や、東京都の学校の現状についてお話しして下さいました。コロナが収束したら東京でまたお会いできるものと思っていたので、それが叶わなくなってしまったのが本当に残念です。心よりご冥福をお祈りいたします。

田島先生には、語研をはじめ、さまざまな勉強会で大変お世話になりました。いつも優しく笑顔でお声かけくださり心強かったです。先生とお話するたびに多くのことを学ばせてせいただきました。
まだ信じられないです。田島先生にまたお目にかかりたかったので、本当に残念な気持ちでいっぱいです。
本当に本当にありがとうございました。これまでお忙しい毎日だったことと存じます。どうかゆっくり安らかにおやすみください。

突然の訃報に驚いております。数年前にJACTFLの会合に初参加した私に気さくにお声をかけてくださり、暖かく迎えてくださったことを覚えております。外国語教育における中学高校の連携や個別の生徒のことでよくお話をさせていただきました。まだまだお話したいことは多くありましたが、ここ数年多忙とコロナ対応のため会合にも参加できずお話もできずにいました。残念でしかありません。心よりご冥福をお祈りいたします。

田島先生とは、最初に改善協で一緒に仕事をし、ELEC同友会の理事会でも大変お世話になりました。
いつも強気で信念のあるご発言は皆を圧倒していました。そんな彼がなくなってしまうなんて信じられないです。ご冥福をお祈りいたします。

いまの英語教育界を支える重鎮であるにも関わらず、私のような年下の者にも丁寧に接してくださいました。お会いするといつでも気さくな笑顔で「あ、及川さん、どうも」とお声をかけて下しました。
　初めてお会いしたのは若林俊輔先生のご自宅での勉強会だったと思います。初めて拝見するお顔だったので若林先生にこっそりと「どなたですか？」とお伺いすると、先生は田島先生が東京都の先生であることや語研の研究員であることを教えてくださり、最後に「うん、とても信頼できる男だな」とおっしゃっていたのをよく覚えております。
　大田区が採用していた教科書を私が少々お手伝いしていたので、お会いすると「いつか大田区に来てね」とおっしゃってくださったのですが、それが果たせなかったことが悔やまれます。
　いつもいただく年賀状に書かれた先生の筆跡を拝見すると、差出人を見なくても、「あ、田島先生だ」とわかり、うれしくなりました。来年からそれが拝見できないのが寂しいです。
　ご冥福を心よりお祈りいたします。

私は20代の頃、語学教育研究所の夏・冬・春の講習会に通っていました。中野サンプラザが会場でした。その時運営に携わっていた田島先生を覚えています。時がたち、講習会で私の授業を取り上げていただきました。中野駅近くで田島先生に最後まで反省会に付き合っていただきました。その後、お互いに大田区で勤務しました。区の英語部で一緒に楽しく仕事をさせていただきました。
　その後、ELEC同友会英語教育学会の部会、ワークショップでご一緒しました。田島先生の発言は、厳しく、鋭く、暖かく、会の話の流れを大切にしていました。私がビデオ部会で司会をする時、田島先生の発言は、いつも「味方」になってくれました。
　もっともっと、沢山お話したかったです。　

いつお会いしても変わらず穏やかな笑顔でむかえてくださった田島先生のたたずまいを忘れることはできません。初めてお会いしたのは１１年前に私が教員を休んで筑波大学の大学院生だった時にELECの研究会の後の懇親会で、私が会場に荷物を忘れてしまった時、その２週間後に別の研究会に参加する話を先生としていたのを覚えていてくださり、その研究会で伊藤さんに渡せるから私が持ち帰りましょう、と私の荷物を持ち帰ってくださったのが最初だったと思います。とても優しい先生でした。その後、ELECの研究会だけでなく、大津由紀夫先生の中締め講演会や東京都中英研など、私が茨城から東京での集まりに出ていくと、田島先生がいつもと変わらず参加してらっしゃって、挨拶をするといつも気さくにお話してくださいました。懇親会の会場へ行く途中にも英語教育界や英語教育で活躍されている先生方、それから時の政治の話などもしました。ただ１つ、あまり自分のことはお話にならなかったので、田島先生がどれだけ英語教育界で活躍され、重要な方だったか、直接きちんと尋ねなかったことを後悔しています。最後にお会いしたのは2019年3月のELECの大会だったと記憶しています。今回、北原延晃先生の北研メールで、田島先生の訃報を知ったのですが、突然のことで信じられませんでした。でもそこに投稿されていた宮﨑太樹先生をはじめ他の先生方の文章からやはり先生だったと、愕然としております。コロナ禍がなければ東京での研究会でまた田島先生と何度もお会いできていたと思うと残念でなりません。お世話になった数々の場面、いつも声をかけてくださったこと、英語教育界に身を捧げられたこと、後輩指導を熱心にされていたこと、田島先生の笑顔と共にこれからもずっと胸に刻んでいきます。田島久士先生、今までありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

田島先生とは8〜9年前にJACTFL（外国語教育推進機構)の複言語教育研究会で初めてお会いいたしました。本業が私も外国語科教員であったため共通の知り合いも多く、日本の外国語教育が英語一辺倒の現状をどう変えていくかなど色々お話しする機会がありました。英語教科書は多言語に目を開かせるきっかけになるようなテーマを選ぶべきだと、エスペラント語を題材にした教科書のコピーなども送っていただいたことがありました。研究会はコロナ禍でこの2年ほど対面では行われていなかったのですが、メーリングリストでは有益な情報を発信してくださったり、お忙しくてもいつもお元気だったお姿しか記憶にありません。急逝されたことは本当に残念でなりませんが、心からご冥福をお祈りいたします。

ELEC同友会でご一緒していたのですが、語研でお世話になったのがきっかけで、田島先生と言えば語研、語研といえば田島先生というくらい、私の中では、頼りになる大きな存在でした。田島先生に二度とお会いできないということが信じられません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。